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【Style of the PRINCE】第2回ゲスト:柿原 徹也さん Vol.1
【Style of the PRINCE】の第2回のゲストは柿原 徹也さん! 柿原さんへのインタビューVol.1は、柿原さんの声優になったキッカケや、演技についてのこだわりについてのお話をお聞きしました。
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憧れの日本に行くために見つけた仕事は?
――柿原さんはドイツ出身。よく取材でも聞かれることと思いますが、改めて……日本で声優になろうと思ったキッカケは何だったんですか?
僕の場合、きっかけってひとつじゃないんです。いくつか理由がありまして……。まず、声優になろうという前に、とにかく日本に行きたいという気持ちが大きかったんですね。
そう思い始めたのは、物心ついて毎日が楽しくなる小学校の中~高学年くらいだったかな? ドイツの学校って勉強も日々の暮らしも、すごく厳しいんですよ。
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でも、夏休みに日本に帰ってみると……日本の生活ってめちゃめちゃ楽しい(笑)。テレビをつければ、面白い番組ばかりやってるし、お店に行けばドイツでは絶対買えないTVゲームはあるし、本屋には面白い漫画がいっぱいある……。
もう、何をやっても楽しい国。憧れも強くなりますよね。だから心の中で、18歳になったら日本に行こうと決めていました。
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――そういう将来の展望は、ご家族にもお話していたんですか? 18歳で日本に行くと。
言ってません。絶対に反対されますもん(笑)。そうなると、親を説得するための強力な材料が必要じゃないですか。日本に行かなければならない理由がいる。そこで、「日本にしかない職業を探さなきゃ!」と思ったんです。僕、賢い子だったんですよ(笑)。
ただ、そこでひとつ問題があって……。ドイツには“マイスター制度”(※注1)というのがあるので、若い頃から専門的な勉強・職業を究めるのが当たり前。それに、仕事によってはドイツでなくても、ヨーロッパの別の国で修行をすることがいくらでもできる。もしもシェフになりたければ、ちょっと足を延ばしてフランスに行けばいいですもんね(笑)。
普通の仕事じゃダメなんですよ。別に日本に行かなくてもいいだろ、となってしまう。そこで、柿原少年は考えまして(笑)、自分の手元にある日本にまつわるものを、いろいろ探ってみたんです。
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――そこで見つけたのが?
子供向け学習雑誌についてた付録のカセットテープ。これが、夏休みスペシャル企画みたいな内容で、カセットテープが1本丸々、ラジオのDJ番組みたいな作りになっているんです。
テープをかけると、男性の方が喋り始めて……「どうもみなさん、神谷 明(※注2)です」と。
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――おおっ、神谷 明さんですか!
しかも、そのトークが楽しい。子供たちの投稿を面白おかしく読んでくれるんですけど、おそらくそれが、僕が初めて聞いた声優さんのトーク。そこで感動したんです。声の表現だけで、どんな話題も爆笑トークにしてくれる。
さらに、途中でゲストの方がいらっしゃって、神谷さんが「ゲストはこの方です!」と紹介して聞こえてきた声が、「月に代わって、お仕置きよ!」(笑)。そこから三石 琴乃さん(※注2)と神谷 明さん、おふたりの声のお仕事の話になったんですね。
業界に入ったキッカケとか、日頃何を大切にしているのかとか。それを子供だった僕は、すごく鮮明に覚えてるんです。
――そこで声優という職業を知った?
そうですね。声優という仕事があるんだということは、わかりました。セーラームーンは人間が演ってるんだなと(笑)。
それが小学校の3~4年生くらいの話。でも、まだその頃は声優を目指そうという気持ちまではいきませんでした。
――“声優”という文字が刻まれた、くらいな感じでしょうね。
そうですね。それから15~17歳くらいになると、自分の中で現実味をおびてきまして。18歳が近づくたびに、そろそろ僕のターンだなと(笑)。日本に帰る理由を、真剣に探し出したわけです。
そんな時、プレイステーション版の『ときめきメモリアル』(※注4)というゲームを親戚が持ってきまして、それが面白かったんですよ!
僕はショックを受けました。ゲームから声が出てくる。しかもフルボイス!
さらに面白かったのが、そこに出てくるキャラクターのお芝居。同じ頃にアニメを観てたら、同じ声優さんが違う役で出てるんですよ。同じ声なのに、全然違うお芝居をしてて「なにこれ!?」と驚いちゃって。そこで「声優って面白い!」と実感したんです。
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