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【Style of the PRINCE】第4回ゲスト:野島 健児さん Vol.1
【Style of the PRINCE】第4回のゲストは野島 健児さん。
『VitaminZ』シリーズの方丈 那智役や『緋色の欠片』シリーズの重森 晶役など、すでに数え切れない作品にご出演の野島さん。
菅沼 久義さんとのユニット「COCO」など、役者以外にも才能を発揮されています。また別の面では、お父さんもお兄さんも奥さんも声優、という「役者一家」の一員でもあります。
そんな「様々な面」を持つ野島さんについてご自身に語っていただきました!
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18歳まで密かに温め続けた役者への想い
――野島さんのオフィシャルサイトによれば、声優デビューは1996年だそうですね。そもそも、声優になろうと思ったのはいつ頃のことですか?
重い腰を上げたのは18歳の時ですね。それまでずっと家族で山暮らしをしていて、そのまま農業を続けるのか、それともずっとやってみたかったお芝居を続けるのかで悩んだんですが……18歳ならまだ人生2〜3回失敗しても大丈夫だし(笑)、とりあえずやりたいことをやってみようと思ったんです。
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――芝居をやりたいと思ったのは、やはりお父様、野島 昭生さん(※注1)の影響ですか?
もちろんそうですね。物心つく前から親父の声をテレビで見聞きしてたし、街を歩いていてもガソリンスタンドに張ってあるポスターに親父が写ってるしで、役者という仕事は何の違和感もなく、自分に身近な仕事のひとつでした。
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僕も子供時代は、出たがりなうるさい子で通ってましたしね(笑)。昔、NHKで職業を追うドキュメント番組があって、親父の仕事に密着したことがあったんですよ。当時、親父が32、3歳で、ちょうど今の僕くらい。家にも取材が来て、その時僕は6歳くらいだったかな?
もう、テレビに映りたくて映りたくてしょうがないわけですよ。でも平日だから学校にも行かなきゃならない。急いで帰ってきて、なんとかカメラに映って……なんてこともありました(笑)。
――その頃はお住まいも東京ですよね。児童劇団に入ろうと思ったりは?
僕は、子役をやりたいと親父に話したことはあるんですよ。でも、母が芸能活動に大反対で。親父を見てて、リアルな現場を知ってるからこそ、子供にはまだやらせたくないと思ったんでしょうね。
僕も臆病だったので、それ以上はせっつくこともなく。沸々と「やりたいんだけどなぁ」という想いを、ずっと温めていったんですね。
――その想いを、18歳を機に実現しようと。
そうですね。そこで初めて、具体的に両親に話をしました。でもその時の親父は……「なんだ、役者をやりたかったのか」という感じでね。僕にしたら「え? 今まで気がついてなかったの?」ですよ(笑)。
子供の頃からさんざん、紙芝居を作って演じて見せたり、ビデオで人形を撮影してアフレコした映像を見せたり、脚本を書いて近所の子供を集めたお芝居をやって見せたり……そんな遊びをたくさんしてたんですけどね(笑)。たぶん、そんな僕に気づいてたとは思うんですが、気づかないフリをしてたんでしょう。
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――そこから、野島さんはどうしたんですか?
まずは親父に、役者になる勉強をしなくちゃいけないと言われて……「うわぁ、面倒くさい」と思いましたね(笑)。
でも、親父が言うのなら間違いないと思っていたら、スタニスラフスキー(※注2)の演劇論の本を6冊だか7冊だかガーンと渡され、あまりの量の多さに1ページも開かず(笑)。
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昔の本だから、書き方も古いし、読んでも意味がよくわからない。
だったら、まず養成所に入ってからちゃんと読もうと、スタニスラフスキーを放置して、養成所探しを始めました。そこで親父が薦めてくれたのが、青二プロダクションの養成所。知り合いも教えているし、芝居も基礎から教えてくれる。試験を受けてみろとアドバイスしてくれました。
――そこで上京。お一人で?
いえ、兄貴(野島 裕史)(※注3)以外、親父と僕と弟と3人で。兄貴はその頃、大分の映像制作会社に勤めていたんですよ。ミキサーやったりCG作ったり……一度、CMの企画書から絵コンテ、CG制作、コメント書き、ナレーション、映像編集まで全部一人でやって納品したこともあるみたいです(笑)。
兄貴はその仕事があるので九州に残ったんですが、親父は何か思うところがあったらしく……。農業からもう一度、本腰を入れて役者の仕事をやりたいと、僕と大学受験を目指す弟を連れて一緒に上京したんです。
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